果てしなき帰途の果に

yoakeroの雑文コーナー

心頭滅却すれば酷いこと言われても怒らない。

帰宅したらけっこう疲れてることに気付いたので、昨夜は更新しないで寝てしまいました。そしたら萌えラジオ聞き逃したー! ちくしょー。
昨日は『姑獲鳥の夏』の初回公演舞台挨拶を観て来ました。一緒に行ったのは、なづなさん(id:nadzuna)と夏音さんと雪乃さん(id:sunny)。遅刻してしまいすいませんでした。夏音さんとは面識があったはずなのによく覚えていなくてすいませんでした。あの頃の僕は、まだオフ会行っても人見知り全開だったのです。正直、あの頃に誰と会って誰と話したかとか全く覚えていません。誰が誰なのかわからない状態だったので。最近は人見知りも前よりはよくなった(気がする)ので、僕も少しは成長したのだなと思います。
話を戻すまえに蛇足を一つ。劇場で大学の知人に偶然会いました。彼は授業をサボってきたそうです。ずっと前から楽しみにしていたそうです。でも原作は未読らしいです。話しかけるとものすごくテンションが高かったのが強く印象に残っています。
今度こそ話を戻します。映画の始まるだいたい一時間前に長蛇の列が会場に入りはじめる。席を取ってからは四人ともグッズとかプログラムとかを買いにロビーへ。そのあと会話とかで時間を潰してると、いよいよ映画が始まる。
以下、簡単な感想を箇条書きで。大きなネタバレはなし。
・関口くんは最初から挙動不審。
・榎木津さんはローテンション。
木場修はそんなに悪くない。
・小説読んでいたときは、京極堂の中をずっと今の古本屋みたいだと思っていた。時代的にそんなわけない。勉強になった。
・中盤は幻想的で眠い。十分ほど寝た。
・後半というか、解決編はすごく力入ってて面白かった。食い入るように観た。
いしだあゆみの叫びがすげえ。何で叫ぶのか意味わからないけど、そこがある意味ホラー(?)
・原作にはない展開や、原作からはカットされた部分などがあった。
・猫の鳴き声がやたら可愛かった。和む。
京極夏彦水木しげるとか、紙芝居とかが個人的に面白かった。
・でも最後のオチはコロ助。もう懲り懲りなりよ〜。
・原作好きだし楽しめたけど、ぶっちゃけそれほどのものでもなかったです。
こんな感じでした。上映後に舞台挨拶がありました。堤真一は格好いい。京極夏彦はなんかキャラが立ってて変人みたいにも思えた。実相寺監督はすごい面白いおじいちゃんで、ご飯のことしか考えてない人でした。
で、舞台挨拶も終わって劇場を出ました。ここで雪乃さんと別れる。三人なったところで、既に試写会で『姑獲鳥』を観ていたザボンさん(id:thebomb)と合流。四人でメシを食ったあと、上野で観て来たさとるさん(id:jasper)と合流。そして夏音さんと別れる。改めて四人でお店に入って飲み物飲みながら『姑獲鳥』を語り始める。しばらくしてウリオさん(id:urio)がやってくる。やっくんの話とか『姑獲鳥』の話とかをする。さらに経ってカトウさん(id:bad)も合流。今日集まる予定の人間はこれで全員。みんな『姑獲鳥の夏』を観て来た人達なので、勿論『姑獲鳥の夏』について語る、はずでした。
でもカトウさんが「ちょっとその映画の観かたは酷い」感じだったので、なし崩し的にカトウさん弾圧へ。でもちょっと僕は言い過ぎました。冷静でなかったです。反省しています。ごめんなさいカトウさん。
その後カトウさんは言葉を喋らず受け付けず。とりあえずお店を出てお酒でも飲みに行こうかと移動を開始。そこでアルコールを摂取してるうちにカトウさん復活。いや、ちがった。乾杯の後にビールを一口飲んだところでカトウさん復活。それはアルコール関係ないと思った。
で、そこでいろいろ話したんですが、どうもカトウさんの「キモオタになりたい」といったインパクトある発言で他の話題がかき消されてるので、よく覚えてません。あ、でも、「高校の頃に文学を読んでいる人も、実は全然内容を理解していない」「若い時は理解できない本でも楽しめて読める」みたいな話は面白かったです。「じゃあ、高校のころに文学読んでる人間もライトノベル読んでる人間も、そんない大差ないじゃないか」と思いました。ずっと以前から「10代から文学を読んでいた人たち」に軽いコンプレックスを感じていたので、少し胸が軽くなりました。
その後、駅へと歩いているときにウリオさんと「秋山さんは面白いよね」という話をたくさんしました。秋山真琴に萌えるスレは名スレ。いつか秋山真琴サイン会をやりたい。行きたい。開きたい。
で、駅でみなさんと別れて電車で帰宅。帰ったらけっこう疲れてたので十二時くらいには寝ました。
昨日『姑獲鳥の夏』を観た方。『うつ』すら観なかった方。皆様、大変おつかれさまでした。