果てしなき帰途の果に

yoakeroの雑文コーナー

村上春樹『風の歌を聴け』

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

村上春樹のデビュー作。村上龍のデビュー作の百倍はわかりやすい。*1
村上春樹ってほとんど読んだことがなかったけれど、こういう小説なんですか。読みやすくていいですね。なんとなくわかった風な気になれる、というか。
内容は女の子とデレク・ハートフィールドの話ばかりだった印象がある。あと、ビールか。
最後のほうのラジオの話が良かったと思う。

*1:だからといって村上春樹のデビュー作がわかりやすい訳でもない。あくまで比較。――要らない注釈な気がしないでもないけど、たまにこういう注釈っぽい言葉を入れたくなる。そういう時ってありませんか?