高屋奈月『フルーツバスケット16巻』
- 作者: 高屋奈月
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/01/19
- メディア: コミック
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (314件) を見る
今回は過去の話が多くて、全然話が進展しなかったけど、次の巻では怒涛の展開が待ち受けていそう。次の巻の予告に「真の正体が今、明かされる!」とか書いてあったからね。ショッカー首領の真の正体が明かされたときのような驚愕が、次の巻で待ち受けているんでしょう、きっと。冗談です。
透の両親の過去の話が良かったよ。この話を膨らませれば、十分に面白い長編が作れるくらい、ドラマチックな展開の連続。4話でよくこれだけ詰め込んだなあ、という印象がある。それと、今回の生徒会の話も良かった。真知がすごい良いキャラになってる。主要キャラと比べると、出番少ないから底の浅いキャラにも見えてしまうんだけど、今回の活躍でもうそんなこととかどうでもよくなった。この漫画のキャラで一番気に入ったかもしれない。あの照れ隠しは素晴らしい。話変わって、今回のボケ大賞はあーやの「抱かれたいね!!」で、ツッコミ大賞は翔の「天然バカがきたーー!!」に送っておきます。あー、そういえば今回は楽羅の出番がなかったなあ、次巻はあるのか知らん。
次回は何にしようかね。谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読んでるんだけどなかなか読み終わらないから、ライトノベルでも読もうかな。『禁書目録4巻』か『ミナミノミナミノ』あたりで。